第3文型(SVO)とは
第3文型は「主語(Subject)」+「動詞(Verb)」+「目的語(Object)」で構成される文型です。
この文型は英語の文の中で最も多く使われており、日常会話や文章でも頻繁に登場します。
例文
- He plays tennis.
(彼はテニスをします。) - I like dogs.
(私は犬が好きです。) - She bought a book.
(彼女は本を買いました。) - We watched TV last night.
(私たちは昨夜テレビを見ました。)
特徴
- S ≠ O(主語と目的語はイコールではない)
第2文型(SVC)では主語と補語がイコール関係でしたが、第3文型では主語と目的語は全く別のものです。 - 動詞は他動詞
第3文型で使われる動詞は「他動詞」と呼ばれ、目的語を必要とします。例:like, buy, watch, eat, haveなど。 - 目的語は名詞(または動名詞・不定詞の名詞的用法)
目的語には名詞や代名詞が入りますが、動名詞(~ing)や不定詞の名詞的用法(to +動詞)も目的語になることがあります。- I like to sing.
(私は歌うことが好きです。) - He enjoys playing soccer.
(彼はサッカーをすることが好きです。)
- I like to sing.
- 修飾語句(M)はあってもよい
副詞や副詞句などの修飾語句を加えても文型には影響しません。- He played tennis yesterday.
(彼は昨日テニスをしました。) - We eat tempura every day.
(私たちは毎日天ぷらを食べます。)
- He played tennis yesterday.
第2文型(SVC)との違い
文型 | 構造 | 主語と補語/目的語の関係 | 動詞の種類 |
---|---|---|---|
第2文型 | S + V + C | S = C(イコール) | 不完全自動詞 |
第3文型 | S + V + O | S ≠ O(別物) | 他動詞 |
まとめ
第3文型(SVO)は「主語+動詞+目的語」で構成され、主語と目的語はイコールではありません。
動詞は他動詞を使い、目的語には名詞や動名詞、不定詞の名詞的用法が入ります。
修飾語句を加えても文型は変わりません。