４文型

第4文型（SVOO）とは

第4文型は「主語（Subject）」＋「動詞（Verb）」＋「目的語（Object）」＋「目的語（Object）」で構成される文型です。
つまり、動詞の後に「人」と「もの（情報など）」の2つの目的語が続きます。

例文

• He gave me a book.
  （彼は私に本をくれた。）
• She sent him a letter.
  （彼女は彼に手紙を送った。）
• My mother bought me a present.
  （母は私にプレゼントを買ってくれた。）
• Can you tell me the answer?
  （答えを教えてくれませんか？）

特徴

• 動詞の後に「人」と「もの」の2つの目的語
  最初の目的語は「誰に（人）」、2番目の目的語は「何を（もの・情報）」を表します。
• 動詞は「授与動詞」と呼ばれることが多い
  例：give（与える）、send（送る）、buy（買ってあげる）、tell（教える）、show（見せる）、teach（教える）など。
• 文型を書き換えると第3文型（SVOC）になる場合がある
  例：
  • He gave a book to me.
    （彼は私に本をくれた。）
    このように「to＋人」や「for＋人」の形で書き換えられる動詞が多いです。
• 修飾語句（M）はあってもよい
  副詞や副詞句などの修飾語句を加えても文型には影響しません。
  • He gave me a book yesterday.
    （彼は昨日私に本をくれた。）

まとめ

第4文型（SVOO）は「主語＋動詞＋人＋もの」の順で、動詞の後に2つの目的語が続くのが特徴です。
動詞は「与える」「送る」「教える」などの授与動詞が中心です。
「人」と「もの」の順番がポイントで、書き換えて第3文型にすることもできます。