自動詞

英語の動詞には「自動詞」と「他動詞」の2種類があります。

このページでは、自動詞(Intransitive Verb)の特徴や使い方、例文を分かりやすく解説します。

自動詞とは、目的語を必要としない動詞のことです。

つまり、主語が「何をするか」だけを表し、「何を」にあたる目的語は使いません。

自動詞の例

  • I sleep.
    (私は眠る。)
    →「sleep(眠る)」は自動詞。目的語がありません。
  • The baby cries.
    (赤ちゃんは泣く。)
    →「cries(泣く)」は自動詞。
  • She runs.
    (彼女は走る。)
    →「runs(走る)」は自動詞。

自動詞の特徴

  • 目的語が不要
    動詞だけで意味が完結します。
  • 「~が…する」という形
    主語が何かをする、というシンプルな構造です。
  • 文型はSV(主語+動詞)が基本
    例:We arrived.(私たちは到着した。)

自動詞と他動詞の違い

動詞の種類目的語の必要性例文意味
自動詞不要I sleep.私は眠る。
他動詞必要I eat sushi.私は寿司を食べる。

自動詞を使うときのポイント

  1. 目的語を置かない
    自動詞の後には目的語(名詞や代名詞)を置きません。
  2. 前置詞や副詞と一緒に使うこともある
    場所や方向などを表す場合は、前置詞や副詞を加えます。
    例:He goes to school.(彼は学校に行く。)
  3. 自動詞か他動詞か迷ったら辞書で確認
    動詞によっては自動詞・他動詞の両方の使い方がある場合もあるので、辞書でチェックしましょう。