代名詞

英語を学ぶ上で「代名詞(Pronoun)」はとても重要な役割を果たします。

このページでは、代名詞の種類や使い方、例文を通して分かりやすく解説します。

代名詞とは、名詞の代わりに使う言葉です。

同じ名詞を繰り返し使うと文章が長くなったり、読みづらくなったりするため、代名詞を使うことで文をシンプルにまとめることができます。

代名詞の種類と例

英語の代名詞にはいくつかの種類があります。主なものを紹介します。

人称代名詞(Personal Pronoun)

人や物を指し示します。

主格(主語)所有格(所有)目的格(目的語)
Imyme
youyouryou
hehishim
sheherher
ititsit
weourus
theytheirthem

所有代名詞(Possessive Pronoun)

「~のもの」と所有を表します。

  • mine(私のもの)
  • yours(あなたのもの)
  • his(彼のもの)
  • hers(彼女のもの)
  • ours(私たちのもの)
  • theirs(彼らのもの)

再帰代名詞(Reflexive Pronoun)

「自分自身」という意味で使います。

  • myself(私自身)
  • yourself(あなた自身)
  • himself(彼自身)
  • herself(彼女自身)
  • itself(それ自身)
  • ourselves(私たち自身)
  • yourselves(あなたたち自身)
  • themselves(彼ら自身)

指示代名詞(Demonstrative Pronoun)

「これ」「それ」など、物や人を指し示します。

  • this(これ)
  • that(それ)
  • these(これら)
  • those(それら)

疑問代名詞(Interrogative Pronoun)

質問をするときに使います。

  • who(誰が)
  • what(何が)
  • which(どちらが)

関係代名詞(Relative Pronoun)

節を導き、先行詞と節をつなぐ役割をします。

  • who(人)
  • which(物・動物)
  • that(人・物・動物)

代名詞の使い方

  • 主語として
    • She is my friend.(彼女は私の友達です。)
  • 目的語として
    • I gave her a present.(私は彼女にプレゼントをあげました。)
  • 所有を表す場合
    • This book is mine.(この本は私のものです。)
  • 自分自身を強調する場合
    • I did it myself.(私は自分でそれをしました。)

代名詞を使うときのポイント

  1. 同じ名詞を繰り返さず、代名詞を使うことで文をスムーズにする
  2. 主語・目的語・所有など、使い分けに注意する
  3. 複数の種類があるので、それぞれの役割を覚える