現在分詞は、動詞に「-ing」を付けた形で、「~している」「~する(途中の)」という能動的な意味を持つ分詞です。
英語では present participle と呼ばれます。
現在分詞の主な働き
- 名詞の修飾(形容詞的用法)
- 名詞の前や後ろに置いて、「~している」状態の名詞を表します。
- 例:a running boy(走っている少年)
- 例:the crying baby(泣いている赤ちゃん)
- 名詞の前や後ろに置いて、「~している」状態の名詞を表します。
- 補語として使う
- 主語や目的語の状態を説明します。
- 例:He came running.(彼は走ってやってきた)
- 例:I saw her dancing.(私は彼女が踊っているのを見た)
- 主語や目的語の状態を説明します。
- 分詞構文(副詞的用法)
- 文全体を修飾し、「~しながら」「~して」などの意味を加えます。
- 例:Walking along the street, I met my friend.
(通りを歩いていて、友達に会った)
- 例:Walking along the street, I met my friend.
- 文全体を修飾し、「~しながら」「~して」などの意味を加えます。
現在分詞と動名詞の違い
- 現在分詞は形容詞や副詞の役割(修飾語や補語)を持ちます。
- 動名詞は名詞の役割(主語や目的語など)を持ちます。
まとめ
現在分詞は「動詞+ing」の形で、「~している」という能動的な意味を持ち、名詞の修飾、補語、分詞構文など、文中で形容詞や副詞のように使われます。
動名詞との違いは、文中での役割(名詞か修飾語か)にあります。