現在進行形は、「今まさに行っている動作」や「一時的に続いている行動」、さらに「近い未来の予定」などを表す時制です。
英語では「be動詞(am/is/are)+動詞の-ing形」で表現します。
現在進行形の基本構造
- 主語 + be動詞(am/is/are) + 動詞の-ing形
- I am studying English now.(私は今、英語を勉強しています)
- She is sleeping in bed.(彼女はベッドで眠っています)
- They are playing soccer.(彼らはサッカーをしています)
現在進行形の主な使い方
今まさに進行中の動作
- 「今その瞬間にしていること」を表すのが最も基本的な用法です。
- 例:I’m driving now.(私は今、車を運転しています)
- 例:What is he doing now?(彼は今何をしていますか?)
一時的な継続・習慣
- 「最近~している」「この期間だけ~している」など、今を含む一定期間続いている行為も表現できます。
- 例:I am reading a lot of books these days.(私はこの頃多くの本を読んでいます)
- 例:He is not eating breakfast this week.(彼は今週朝食を食べていません)
- 一時的な状況や変化にも使われます。
- 例:Is my English getting better?(私の英語は上達してきていますか?)
動作・状態の変化
- 状態が変化しつつあること、「~しつつある」「~しかけている」を表します。
- 例:The bus is arriving at the terminal.(バスは終着駅に着こうとしている)
- 例:The train is stopping.(列車は止まりかけている)
繰り返しの行為・強調
- always, constantly などの副詞とともに「いつも~してばかりいる」といった繰り返しや強調を表現します。
- 例:She’s always complaining.(彼女はいつも文句を言っている)
- 例:You’re constantly eating snacks.(あなたは常にお菓子を食べている)
確定した未来の予定
- 近い未来の予定や約束も、現在進行形で表現できます。すでに決まっている予定や準備が進んでいる場合によく使われます。
- 例:I’m leaving for Tokyo tomorrow.(私は明日東京へ出発する予定です)
- 例:He’s visiting his sister next month.(彼は来月、姉を訪れる予定です)
現在進行形のよくある副詞・表現
- now(今)、right now(まさに今)、at the moment(この瞬間)、these days(最近)、this week(今週)、today(今日)、always(いつも)、constantly(常に)、tomorrow(明日)、next week(来週)など
否定文・疑問文の作り方
- 否定文:be動詞の後ろにnot
- She is not writing an e-mail right now.(彼女は今メールを書いていません)
- 疑問文:be動詞を主語の前に
- Are you building your own house?(あなたは家を建てているのですか?)
- What are you doing at university?(あなたは大学で何をしていますか?)
現在進行形にできない動詞
- like, know, need, believe, understand などの「状態動詞」は通常進行形にできません。
まとめ
現在進行形は「be動詞+動詞-ing」で、
- 今まさにしていること
- 一時的な習慣や変化
- 近い未来の予定
- 強調や繰り返し