2文型

第2文型(SVC)とは

第2文型は「主語(Subject)」+「動詞(Verb)」+「補語(Complement)」で構成される文型です。
補語(C)は「主語の状態や性質」を説明する役割を持ちます。

例文

  • I am a student.
    (私は学生です。)
  • He became a teacher.
    (彼は先生になりました。)
  • She looks happy.
    (彼女は幸せそうに見える。)

特徴

  • S=Cの関係が成り立つ
    主語と補語がイコール関係(S=C)になります。つまり、「主語は補語である/になる/のように見える」と表現するときに使われます。
  • 動詞は自動詞(不完全自動詞)
    第2文型で使われる動詞は「自動詞」ですが、特に「不完全自動詞」と呼ばれる、補語を必要とする動詞です。代表的なものにはbe動詞(am, is, areなど)、become(~になる)、look(~に見える)、sound(~に聞こえる)、seem(~のように思える)、feel(~に感じる)、get(~になる)、taste(~の味がする)などがあります。
  • 補語は名詞または形容詞
    補語には主語の性質や状態を説明する名詞や形容詞が入ります。
  • 修飾語句(M)はあってもよい
    副詞や副詞句などの修飾語句を加えても文型には影響しません。
    例:
    • He became a teacher last year.
      (彼は昨年先生になりました。)
    • She looks very happy.
      (彼女はとても幸せそうに見える。)

まとめ

第2文型(SVC)は「主語+動詞+補語」で、主語と補語がイコールの関係になるのが特徴です。
動詞はbe動詞やbecome、look、sound、feelなど、主語の状態や性質を表す自動詞が使われます。
補語には名詞や形容詞が入り、主語の説明をします。