英語の動詞には「他動詞」と「自動詞」の2種類があります。
このページでは、他動詞(Transitive Verb)の特徴や使い方、例文を分かりやすく解説します。
他動詞とは、目的語を必要とする動詞のことです。
つまり、主語が「何をするか」だけでなく、「何を」するのかを明確にするために、動詞の後ろに目的語(名詞や代名詞)が必ず必要です。
他動詞の例
- I eat sushi.
(私は寿司を食べます。)
→「eat(食べる)」は他動詞。「sushi(寿司)」が目的語 - She reads books.
(彼女は本を読みます。)
→「reads(読む)」は他動詞。「books(本)」が目的語 - He bought a car.
(彼は車を買いました。)
→「bought(買った)」は他動詞。「a car(車)」が目的語
他動詞の特徴
- 目的語が必要
他動詞は必ず目的語を伴い、文の意味を完成させます。 - 「~が…を~する」という形
主語が何か(目的語)に対して動作を及ぼします。 - 文型はSVO(主語+動詞+目的語)が基本
例:We watched a movie.(私たちは映画を見た。)
他動詞と自動詞の違い
動詞の種類 | 目的語の必要性 | 例文 | 意味 |
---|---|---|---|
他動詞 | 必要 | I eat sushi. | 私は寿司を食べる。 |
自動詞 | 不要 | I sleep. | 私は眠る。 |
他動詞を使うときのポイント
- 必ず目的語を置く
他動詞の後には必ず目的語(名詞や代名詞)が必要です。 - 目的語の位置に注意する
他動詞の直後に目的語を置きます。 - 目的語の種類に注意する
目的語には名詞や代名詞の他、動名詞や不定詞の名詞的用法も使えます。- I like to swim.(私は泳ぐことが好きです。)
- He enjoys reading.(彼は読書を楽しみます。)
まとめ
他動詞は英語の文の中で「主語+動詞+目的語」という構造を作る重要な存在です。